こんにちは。
今回は、気温が高くなる夏に多くなる修理トラブル、
パンクについて
解説したいと思います。
夏はアスファルトが熱を帯びることにより、パンクやタイヤの劣化が早まりタイヤ交換が多くなる時期でもあります。
しかし、中にはパンクと依頼された修理も簡単なことで直せることがあります。
それが、虫ゴムの劣化によるパンクです。
虫ゴムの劣化とは?
解説します。
この真ん中にある金具を緩まると一番下の虫ゴムが入ってます。
この虫ゴムには黒い部分がゴムでできており、
真夏の7〜8月の気温が上昇する夏の季節には、
熱によゴムが溶け
左のように、
ゴムが切れて空気が漏れることがあります。
この虫ゴムというのは、
寿命が1年位と言われていますが、
実際自転車売り場で働くと、2〜3年変えてないしとも多く、
変えないまま自転車を買い替える人も多いです。
そんな中、
空気を入れても直ぐには空気抜けないけど、2〜3日くらいで空気が抜けるような気がする?
空気を入れる所から空気が漏れるような気がする?
この場合は、
虫ゴムの劣化の可能性が高いです。
そうとは知らず、パンク修理でお店に持ち込まれて、
結局、パンクはしておらず検査代の1000円だけかかってしまった…
と言うのも夏の季節は少なくありません。
特に
幼児用の自転車
一輪車
これらは、体重の軽いお子様が乗っているため殆どパンクすることがありません。
虫ゴムを疑ってください。
なので、
パンクかな?と思ったら、この虫ゴムが写真右側のように切れていないか?
穴が空いていないか?
これらを確認して、ご自身で虫ゴムを交換して空気を入れてみる。
もしくは、お店の人に虫ゴムは大丈夫か?聞いてみることをオススメします。
また、
途中で虫ゴムが切れて空気が抜けた!と自転車を押して会社や学校に遅刻するなどないように、
1年に一回虫ゴムを交換することもオススメします。
虫ゴム自体は100円くらいで自転車屋に売っていますので、そんなに費用と手間はかかりません。
今回は、夏に多いパンクトラブルについて、解説しました。
パンクと思って修理屋に持ち込んで、結果パンクしておらず検査代だけかかった…
という無駄な出費が減ることを期待しています。
もちろん、
パンクの可能性もゼロではないので、
確実に原因を突き止めたい方は、お店で診てもらうのをオススメします。
せっかく遠くから来られたのに、原因を虫ゴムだと決めつけて、
結局パンクして、また自転車屋に行く羽目にならないように。