自転車

自転車の不快なブレーキ音を防ぐには

こんにちわ。

これから自転車を探してるかたに向けて、

自転車の不快なブレーキ鳴りについてのお話になります。

結論から言うと

不快なブレーキ音の音鳴りが気になる方は、

リア(後)ブレーキに

ローラーブレーキ搭載の自転車を選んでください。

ではブレーキの種類について説明致します。

ローラーブレーキについて

左ブレーキをかけるとワイヤーが引っ張られ、

ブレーキの中のローラーが押し上がり、

ローラーが中のドラムに接触することにより止まるブレーキ。

このローラーブレーキの特徴は、

雨天時などに制動力が変わらないとありますが、

1番に推したいメリットは、

ブレーキをかけた時の不快な音鳴りが

抑えられる

これに尽きます!

ローラーブレーキ内にモリブデングリスという

熱に強いグリスが入っているため音鳴りはほとんどありません。

ただし、グリスが切れた場合は鉄と鉄が擦れたような凄い音がします!

この場合でも、

お店で左のブレーキから音がすると申し出れば、

モリブデングリスを注入してもらえます。

大体、料金は300円から800円くらいです。

このブレーキ音が鳴っても放置する人はいないと思いますが、

放置してしますと

ローラーブレーキの故障につながります。

ただ経験上、販売しても4年以上乗っている人でチラホラ出てくる位で、

3年間の通学期間では、ほとんどないと思います。

もちろん普段の走行距離によりますが・・・

ローラーブレーキのグリス注入が必要になるのは、

主に

電動自転車のように最初から7〜8年くらいは使う予定がある人は、

避けては通れないと思います。

このローラーブレーキが採用されている自転車は、

高額な4万円台の自転車か電動自転車が多いです。

バンドブレーキ

バンドブレーキ

ローラーブレーキとは逆に、安価な自転車に採用されているのが、

このバンドブレーキ!

左ブレーキを引くことで

中の円形の鉄のドラムを外側のゴムバンドが締まって止まるブレーキ。

安価ですが、

デメリットは

何と言っても

不快な音鳴りがする

外側のバンドの劣化や異物により高い確率でブレーキの『キキッー』と

個体差はありますが、

周りの人が振り向く不快な音がします。

販売員を20年やっていましたが、

買ってからすぐブレーキから音がする!という

お客様からのクレームを頂くことは多いです。

こちらのバンドブレーキはローラーブレーキと違い、

グリスを注入すれば直るものではなく、

ブレーキが効かなくなるわけではないので、

対処法はありません。

間違っても音鳴りを何とかしようと、

バンドの中にオイルなどを入れるのはやめてください!

音鳴りしなくなる代わりに止まらなくなります

ブレーキの音鳴りが嫌な方は、

最初から、ローラーブレーキ搭載の自転車を買ってください。

余談ですが、

半年で修理で直る修理をせず、綺麗な状態で買い替えるというので、

もったいないですよ?とアドバイスしたのですが、

このバンドブレーキの音鳴りが嫌だったそうです。

終わりに

もちろん、止まらないわけではないので、

バンドブレーキが悪いとは思いません。

短い距離の買い物程度ではそこまでこだわる必要を感じない方もいるでしょう。

その場合は、

自転車にお金をかけなくてもいいと思います。

ただ、何も気にせず買ってしまい、

後からブレーキの音鳴りが気になって買い替えや

不快なまま自転車に乗っていることがないように、

バンドブレーキとローラーブレーキの違いと特徴を覚えてください。

新生活に向けて自転車の購入を考えている方に

少しでも参考になれば幸いです。