こんにちは、
今回は、お子様に自転車を買ってあげる際に役に立つ知識を
20年自転車整備士として、自転車を販売してきた自分が
経験に基づいて解説致します。
今は物価の高騰により、
昔は1万円程度で買えていた物が、
今では平均3万円位してしまいます。
自転車が高いので要点を抑えて、
ご家族と話し合って
自分に合った自転車を見つけてください。
今回お伝えしたいことは、
子供自転車の寿命は大体2〜3年
と言うことです。
解説していきます。
子供車の寿命は、
販売と修理に20年携わってきて
大体2〜3年で買い替える方が多いです。
お子様の成長と自転車が壊れたりと色々あり、
大体そのくらいです。
自転車のサドルを限界まで上げて乗っても
後輪のタイヤが劣化してパンクしたりして、
修理に5500円近くかかることになります。
その時、お子様の自転車を修理するときは
注意してください。
2〜3年も使っていると
自転車全体のサビや前輪のタイヤも劣化したりと
他の箇所が壊れ、
修理にお金をかけても無駄になるケースも多いです。
個人的に、2〜3年使って修理する場合は、
下にお子様がいてお下がりとして与える・・・
そんなケースでしたら検討の余地がありますが、
やっぱり他の状態が悪くなっているので、
5000円を超える修理はお子様の自転車ではオススメできません。
基本的に、お子様の自転車の修理でよくあるのが、
パンクした
チェーンが外れた
があります。
パンクに関しては、
お子様の体重であれば、
空気さえ入れていればパンクの可能性はだいぶ減らせます。
チェーンに関しては、
3ヶ月以内に防錆スプレーで注油
外装ギア付きの場合は使い方を注意
(ギアは走りながら使うこと、止まっている状態でギアを回さない)
を怠らなければそれほど多くは起こりません。
自転車にはオートライト付きの物を選ぼうとしますが、
これには、少し考えてください。
小学生低学年の場合、
夜に一人でお出かけになるお子様は多くはいません。
普通のライトでも手動ですが、ライトはつきますので、
オートライトでなくても良いと思います。
自転車のサイズ
自転車は
幼児用 14インチ〜18インチ
小学生用 20インチ〜24インチ(26インチ)
が基本的なサイズです。
幼児車は補助輪が付いていますので、
漕ぐ感覚がまだない幼児に向いています。
年長になったら補助輪を外して、バランスをとる練習をして、
20インチ以上の自転車を買うのが良いでしょう。
小学生は基本的には、
幼児用自転車を乗りこなしてから買い替えるので、
22インチから24インチを買われる方が多いです。
ちなみに、地域にもよりますが
小学生5年生くらいになると、
周りのお子様が普通の大人向けの自転車に乗る子が増え、
ジュニアの自転車を嫌がるお子様が多いです。
大人用の自転車で24インチの自転車を選ぶ方も少なくありません。
終わりに
お子様の自転車は
ハンドルにステンレスを使って錆に強く
ブレーキの音なりが少ないローラーブレーキ
などは使われておらず、
長期に渡って乗れるように作られていません。
なので、あまり高い自転車を買っても意味がない。
と言うのが結論ですが、
高い自転車は装飾や色使いがカッコいい物が多いです。
今回のことを加味して、
お子様に合った自転車を見つけてください。