こんにちわ。
今回は、新生活に新入学のシーズンに向けた自転車の選び方を紹介致します。
- 新学期に向けてどんな自転車を買えばいいのか?
- 値段の差は何なのか?
こういった悩みに自転車整備士の資格を持ち、販売歴20年の自分が選ぶときのポイントをざっくり3点に絞って解説致します。
ポイントは、
- ライト
- ギア
- ブレーキ
この3点にフォーカスして解説します。
ライト
ライトは一般自転車いわゆるママチャリには絶対に付いています。
その中でライトには2種類あり、それは
- ダイナモライト
- オートライト
この2種類です。
オートライト
夜に自転車に乗る人には絶対オススメの機能です。
その名の通り、ライトが夜暗くなったら自動的にライトがつきます。
部活帰りの高校生や夜遅くに帰宅する会社員など、ライトをつけ忘れたり、ライトとタイヤにこすれる摩擦音もないので、とても便利です。
ダイナモライト
昔からあるライトで、ライトをタイヤに当ててタイヤの回転を利用してライトがつく仕組みです。
ライトをつける動作をしなければならない必要があり、ライトをつけ忘れる、、、なんてこともあるかもしれません。
自転車で走行中、ライトとタイヤでこするので抵抗があり走行が重くなり、また音もでます。
普段、夜に乗ることが間違いなくない!そう断言できるなら、そういう人にはオートライトは必要なく、このダイナモライトで充分です。
また、ほとんど夜に乗らないなら、ダイナモライトで充分です。
変速ギア
自転車の価格が上がるポイントが変速のギアの有無です。
変速ギアには2種類あって、
- 外装6段
- 内装3段
の2種類が5万円以下では多く使われています。
変速ギアは、ハンドル側で変えることによりペダルの重さを軽くしたり重くしたりできます。
使用する場所に坂が多いとき、
または荷物を多く積むときや、風が強い時にもオススメです。
種類についてですが、
外装6段
外装と名の通りギアの歯が外に出ています。
メリット
内装に比べると割安
内装3段のものと比べギアの幅が広く、多様に変速調整できることです。
人によって漕いだときの重さに好みがあるのですが、外装6段であれば細かい調整も可能です。
デメリット
外装変速するためのパーツが外にむき出しのため、転倒による外部からの衝撃に弱い
ペダルを漕ぎながら変速が必要なため、その使い方を間違えるとチェーン外れなど不具合が起こることがある。
チェーンがむき出しなため、注油がこまめに必要になる。
漕ぎだしや上り坂を登っているペダルに負荷がかかっている時には変速するとチェーンが外れやすい。
内装3段
内装3段は、後ろ車輪の中にその名の通り内装されています。
メリット
ギアの影響によるチェーン外れがほとんど無い。
*チェーンがたるんだ時にチェーン張りをしないと普通に外れるので注意!
外装タイプに比べ、メンテナンスが楽。
見た目では、ギアが付いているか分かりにくいため、転倒などの外的要因でも壊れにくい。
デメリット
外装に比べて割高である。
1段1段の差が激しい。3のギアだと重たく1のギアだと軽すぎるという細かい調整ができない。
まとめると、
ギアの使い勝手は外装6段だが、メンテナンスなどのトラブルを考えると内装といった感じです。
ブレーキ
ブレーキの種類には、複数ありますが今回は後ろのブレーキに使われる2種類を紹介します。
バンドブレーキ
このバンドブレーキは、比較的安価な自転車に採用されているブレーキです。
メリット
制動力でよく、ブレーキが効きます!
デメリット
ブレーキをかけるとキキッ–とブレーキ音がうるさいです。
お客様のトラブルで、ブレーキかけると異音がすると問い合わせは多いです。
中には、ブレーキ音が気になるあまり、ブレーキに注油してしまう方がおりますが、絶対にやめてください!
ブレーキが効かなくなります!
このブレーキ音は仕様で、ブレーキが効いてる証拠として諦めてください。
どうしても気になる方は、次に紹介するローラーブレーキを採用している自転車を選んでください。
ローラーブレーキ
メリット
雨の日でも変わらない制動力
嫌なブレーキ音がしない。鳴っても直すことができる
デメリット
減速のブレーキなので、ブレーキの効きがマイルドで人によっては効いてないように感じる。
ブレーキ内部のグリス切れにより「ギギギーッ」とうるさい音がする。高温でも溶けにくい専用のグリスが必要
以上です
全ての不満を解消するためには
- オートライト
- ローラーブレーキ
- 内装3段ギアもしくは外装6段ギア
を採用している自転車を買えば間違いありません。
ですが、あまり乗る頻度が少ない人はコストを抑えて安い自転車でも良いと思います。