新型コロナの感染が拡大したことにより、
電車などの混雑している場所を避けて移動できる手段として、
自転車の需要が高まっていることはご存知かと思いますが、
現在、その自転車が相次いで値上げに走っています。
販売をしていても、よく質問を受ける何故値上がりしたのか?
その質問に答えていきたいと思います。
結論は、
アルミの価格が高騰しています。
今は世界的にアルミの高騰が起きており、
去年の1月から1.5倍に上がっており、年々値上がりしております。
世界的に、環境問題の流れから
電気自動車の普及により、重たいバッテリーを積んでいるので、
車体を軽くするためアルミを多く使用している。
つまり、
アルミの需要が増している
のが要因みたいです。
自転車にも多くのアルミを使用しており、
主には車輪のホイールやフレームなど至る所に使われています。
特にヤマハやブリヂストンの電動自転車のフレームにはアルミフレームが多くの車種に使われています。
鉄などの材料費や物流のコストも上昇していて、
今年2022年は、約5000円ほど値上がりしています。
このことから20年前のような、自転車が壊れたらすぐに買い換えればいい…
そんな考えは今現在は難しいと思います。
なので対策は、
定期的にメンテナンス
これに尽きます。
乗る頻度によりますが、
3ヶ月に1回は空気入れで空気を入れてください。
3ヶ月に1回チェーンにオイルをさして下さい。
オイルはKure556を使用される方も多いですが、
556だと水に弱く長期にわたり残らないので、
こちらがオススメになります。
長期にわたりオイルが残るのでやりすぎると、逆にゴミが付着してしまうのでやりすぎに注意してください。
最後に、
今後も自転車の値上がりは進んでいくと思われます。
これからは、自分でできるメンテナンス、
空気と注油だけはケアして頂いて、できる限り自転車の故障リスクを減らすことを意識してください。